さまざまな白髪染めの長所と短所

一言で白髪染めといっても、ほんとうに沢山の種類が発売されていますね。
さらにその成分や、色素の入れ込み方によって大きく4種類にわかれているのはご存知ですか?
それぞれ長所と短所を持っているので、特徴を知っておくことによってあなたの髪質や頭皮の状態に適した種類を選んでみてはいかがでしょうか?それぞれの内容についてまとめてみました。

酸化染毛剤

皆さんが一番良く知っている白髪染めかもしれません。
スーパーやドラッグストアでも数多くのアイテムが販売されていますね。
髪の毛の毛皮質と毛髄質のメラニン色素を脱色したうえで、毛髪の内部に浸透して化学反応で色素を作り、髪に吸着させて染めるというメカニズムです。ほとんどのアイテムは使用前に1剤(主にカラー剤)と2剤(過酸化水素水)を混ぜあわせる必要があります。

長 所

色が抜けにくく長持ちする。
色素自体を作りだし、内部に直接吸着させるので、すぐに色落ちするということがありません。他の種類に比べると長持ちするのが一番の特徴ですね。
好きな色を出しやすい。色鮮やかなカラーにも。
酸化染毛剤は微妙な色調整により、鮮やかな色を出せることが特徴です。明るさや色味によって20種類以上もバリエーションがあるアイテムも存在し、細やかな色味にこだわりたい方にはおすすめといえます。

短 所

髪を傷みやすく、ゴワゴワに
弱酸性の性質を持つ髪の毛にアルカリ性の薬剤を塗布すること、また薬剤が髪の内部にまで入り込んで色素を作りだして染めるメカニズムなので、髪の表面にあたるキューティクルが剥がれやすくなり、髪を傷める原因となります。
体質によりアレルギー反応をおこしやすい。
含まれる酸化染料の素材は、染める力が強力な分、体質や頭皮の状態によって、アレルギー反応が起きる原因になりやすくなることも。使用前には、必ずパッチテストでアレルギー反応がないことを確かめてから使用しましょう。
準備が面倒、手軽に染められない
薬剤の性質が強力かつ、においもかなり強いので、手袋の着用やもろもろの下準備が必要になります。また、お風呂などで手軽に染めるといったこともできません。

こんな方にオススメ 一度でキレイに染めたい方
カラーを長持ちさせたい方

ヘアカラートリートメント

ここ数年で急激にアイテム数が増加しているのが、ヘアカラートリートメント。
色素を毛小皮と毛皮質の少し内側まで浸透させますが、酸化染毛剤のように毛髪内部で化学反応によって出来た色素ではないので、髪への悪影響は少なく、染めあがりと髪へのダメージの少なさのバランスがとれています。白髪染め初心者の方はまずこちらから試しみるのもよいかもしれません。

長 所

ダメージが少なく、髪に優しい
髪の芯から染めるわけではなく、どちらかというと、色を付ける(着色する)というメカニズムになります。
ph値もアイテムによって多少違いはありますが髪の毛と同じ弱酸性~微アルカリ性の範囲になるので、ダメージが少なく、バサバサになりにくいのが特徴です。
お風呂場でも手軽に染められる
酸化染毛剤に比べて強力な薬剤を使用していないので、お風呂場などで洗髪のついでに染めることも可能ですし、アイテムによっては素手でも使えます。入念な準備が不要で気軽に染められることがメリットです。

短 所

酸化染毛剤に比べ色落ちしやすい。
酸化染毛剤のように完全に髪の毛を染めるわけではないので、個人差もありますが2~4週間で色落ちが発生しやすくなります。
1回でしっかり染まりにくいかも
1回ではしっかり染まりきらず、2~3回のケアが必要な場合もあります。こちらはアイテムの性質にもよりますので、レビューや口コミ情報を参考に自分に最適なアイテムを選んでみることをおすすめします。

こんな方にオススメ 白髪染め初心者の方
気軽に染めたい方
髪や頭皮のダメージが気になる方。
アレルギー反応を起こしやすい方。

ヘナ

ナチュラル志向の方に注目されているのが「ヘナ」。化学物質を使わず、純粋に葉を乾燥させて粉末状にした染料であり、髪へのダメージは最も少ないといわれています。髪の主成分であるケラチン(タンパク質)とヘナの主成分であるローソニア(タンニン)が結合して、髪の内部で色を定着させます。

長 所

天然色素で肌にやさしい。
オーガニック素材に含まれる天然色素によって髪を染めるので、酸化染料メインの白髪染めよりはるかに刺激が少ないことが特徴。使い続けてもダメージが起こりにくいといわれています。
染料自体に髪をケアする作用がある
染める作用以外にも頭皮へのクレンジング効果や、 髪にハリやコシをだすコンディショナー効果があることも見逃してはいけません。染めながら、髪をケアすることができます。

短 所

染めるのに時間がかかる。
アイテムによって差異がありますが一般的なアイテムだと2時間~4時間程度必要で即効性に欠けます。
他の種類に比べて染めあがりまでに時間がかかります。
色の種類が少ない。
ヘナ100%配合のアイテムの場合、オレンジ色にしか染まりません。黒髪、茶髪などの暗いカラーを出す場合、なんらかの化学染料を含む場合があり、カラー数も少なめのバリエーションとなります。

こんな方にオススメ 白髪染め全般で頭皮がかぶれる人。
自然派の人

ヘアカラーシャンプー

最近徐々に発売されてきているのが、ヘアカラーシャンプー。メカニズムとしてはヘアカラートリートメントに近いものがありますが、シャンプーのきめ細かい泡で染料が髪に付着しやすくしているのが特徴です。

長 所

毎日のシャンプーで簡単に染まる
とにかく今使っているシャンプー買えるだけで染められるので下準備も、染める時間も不要と、簡単にできてしまうのが最大の長所です。忙しい人にはオススメだと思います。
待ち時間が不要
他の種類には、染めあがりまでに何らかの待ち時間が必要ですが、ヘアカラーシャンプーはその時間も不要でシャンプーが終わったら洗い流すだけとなっています。

短 所

30回程度使用しないと染まらない
毎日のシャンプー自体に特別な時間は不要ですが、1回で染まるわけではなく、徐々にしか染まりません。
完全に染まるまでには長期間かかります。毎日徐々に染めたいという方には向いていますが、明日どうしても染めたいという急なニーズには不向きです。
ツメを立てて洗うとツメが染まる
シャンプー自体に染料が入っているので、泡立てて洗う間に手も染まってしまいます。
入念に洗い流せばとれますが、ツメを立てて洗うと、ツメの間に染料が入ってとりにくくなるので注意が必要です。

こんな方にオススメ 徐々に染めることに抵抗がない方
ヘアカラーをする時間が取れない方
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